北アルプス 薬師岳(2926m)
1.期間:2008年6月7日〜8日
2.山域:北アルプス
3.メンバー:山男
4.天気:晴れ
5.装備:K2 She's Piste(160cm) + SCRPA T2X
6.行動記録
前日に折立登山口まで移動し車中泊。有峰林道は6:00〜20:00通行可能。¥1800
6/7(土)
折立登山口1356m 5:45→1680m 6:48,7:00→三角点1870m 7:33、7:45→道標1904m 8:10,8:15(薬師峠へのトラバース開始地点か?)
→2125m 9:05,9:15(シール歩行開始)→太郎平小屋2325m 10:00,10:25→薬師岳山荘2700m 12:10,12:20→避難小屋2900m 12:55,12:58
→薬師岳 13:10,13:25→薬師峠2294m 14:00,14:10→太郎平小屋 14:30(一泊二食付き ¥8400)
6/8(日)
太郎平小屋2325m 7:40→2165m 8:05,9:00(スキー終了)→三角点1870m 9:30,9:55→折立 11:10
この時期日帰りの記録が多いが、自分には少しキツイ。よって、贅沢に小屋泊り(二食付き)とした。
6/7(土)
車中泊なのでもっと早く出発すればよかったが、陽が上がった5:45出発。ザックに取り付けたブーツと板の重いこと・・・
軽いステップ板と革靴にすればよかったと早くも後悔する。
道標1904m付近で、数名分の長靴がデポしてあった。この当たりから夏道に雪が繋がり始めたので、夏道の左側を巻いて
直接薬師峠2294mに登りあげてるようだ。でも地図を見る限り、太郎の小屋を経由してもそんなに変わらない距離と思う。
恐らく早川Drの記録を見て薬師峠へのトラバースルートを選んだのでしょう。
今回行動時の水分はポカリ500mLのみ。何とかなると思ったが、薬師平あたりからバテはじめた。アンパンを雪と一緒に
流し込む。ビールはあるのだが・・・
避難小屋2900m以降は雪がほとんどなくなるので、スキーはここでデポする。山頂往復後、スキー滑降開始!
ブレーキのかかる雪質であるが、3000m峰の山岳滑降は快適・快適である。ゆっくり滑っても30分で薬師峠に到着です。
小屋に帰り着き、板とブーツなどを乾燥室に移す。しかし朝までストーブがつけられた形跡なく湿ったままだった。
本日の泊り客は私だけらしい。従業員8名も暇そうである。3時の休憩も一時間くらい喋ってた。
18時に夕食後、19時にはお布団の中で眠ってしまった。夜中に雨音で目を覚ます。明日は雨降りか?
6/8(日)
天気はまずまず、雨の心配はなさそう。予定では北ノ俣岳往復であったが、疲れが残っているのでこのまま下山とする。
出発準備をしていたら、HACの瀬木さんが登ってきた。昨晩折立に着き4時40分に出発し、今6時40分に太郎平小屋に着いたそうだ。
相変わらず健脚です。
小屋前から2165mまでスキー滑降。その後はスキーとブーツをザックに取りつける。コシアブラが目に付くので今晩の
晩酌用に少しだけ採取する。折立へ下山すると、山菜取りが大勢いた。今の時期はウド狙いらしい。白い部分が太く立派な
ウドを沢山取ってた。
コシアブラ
帰りに収穫しよう。
三角点1870m
ここまで雪はほとんどなし。
1904m付近
そろそろ雪が繋がりだす。
2000m付近から来た道を見下ろす
有峰湖
シール登行に切り替える
2125m付近
太郎平小屋
太郎山の斜面も雪多し。
薬師岳山荘
10年ほど前に麻衣と泊まった小屋。
避難小屋が見える
山頂の祠
金色の阿弥陀仏が奉られてました。
北ノ俣岳方向
薬師岳カール
時間はあったが、体力不足で滑降中止。
太郎平小屋
私の個室
部屋の名前は『はくさんいちげ』。従業員8名で宿泊者は私だけ。少し寂しい?
6/8バイオトイレ
ただいま建設中
6/8HAC瀬木さん
ここまで2時間で登ってきた超健脚者です。
6/8昼食
折立下山後の昼食は、コシアブラ入りの味噌ラーメン。
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