乗鞍岳・剣ヶ峰(3026m)三本滝駐車場から往復



1.期間:2008年5月11日
2.山域:北アルプス
3.メンバー:飛騨山岳会(諏訪、山男)/2名
4.天気:雨のち雪
5.装備:K2 She's Piste(160cm)
6.行動記録
三本滝駐車場1810m7:50→2380m 9:35,9:45→大雪渓のトイレ付近2610m 10:40→肩ノ小屋2770m 11:20,11:45→剣ヶ峰3026m 13:10 →蚕玉(こだま)岳と剣ヶ峰のコル13:25→肩ノ小屋13:50,14:00→三本滝駐車場15:10


 昨日、飛騨BCスキークラブのお嬢さんと行くはずのコース。昨日は天候不良のため中止しましたが、本日は午前中から、徐々に天候回復との天気予報で決行。
 朝5時に起床するが雨が降ってる・・・中止か?と思うが、昨日の諏訪さんの一言(天気が悪いから簡単な乗鞍岳)で、行くしかない。案の定、スタートから 帰ってくるまで雨・雪・風・ガス・ガス・ガス&ホワイトアウト・・・ 何度も歩いたコースなので、地図も見ず勝手に磁石で進行方向を決定してました。
 晴れてれば、大雪渓からは朝日岳のコルに直接進むが、本日はガスでホワイトアウト状態のため大雪渓脇のトイレから肩ノ小屋経由のコースとしました。 (ほぼ夏道ルート)
 途中、山スキーヤー一名を追越しただけ。大雪渓からは、位ヶ原山荘方向からのツボ足登山者の跡を確認。彼らはホワイトアウトの中、 実に上手く朝日岳のコルに到達してました。
 さて滑降ですが、前述のように完全にホワイトアウトのため、平衡感覚が麻痺しなんでもない所で転倒します。当初は蚕玉(こだま)岳と剣ヶ峰の コルから滑降予定でしたが、コルから数メートル斜滑降したら、いきなり表層雪崩が発生したため、コルに這い上がり来たルートを戻りました。
 表層雪崩ですが、昨日から今朝にかけて降った新雪30cm位の所から発生してました。雪崩れに対してあまりに無警戒すぎました。(反省) コルから降りたツボ足登山者は大丈夫だったかな?
*位ヶ原山荘の5/11HP記事より
 ツアーコースの位ヶ原急斜面では長さ90メートル×幅10メートルの表層雪崩が起きているのを確認することができます。 雪崩上部の発生部分では表層の新雪が完全にズレ落ちて、春の汚れたバーンがむき出しの状態となっています。
 位ヶ原へ上がる急斜面は下から見て右寄り部分は斜度があってこれまでにも度々雪崩が起きている場所でありますので、 今日のように雪崩の発生し易い条件ではスキーで表面を切り込んだり、立ち入ることのないように注意が必要です。

*画像は携帯電話で撮った下記の2枚のみです。



?? 山頂の諏訪さん


?? ガスの山頂





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