富山県南砺市利賀村 金剛堂山(1638m)


1.期間:2007年3月4日 
2.山域:富山県南砺市利賀村
3.メンバー:諏訪、住田、蜘手(飛騨山岳会)、 水上、水口、中切、大平、細畑(HBCSC)

 スノーバレー利賀スキー場の9時運行リフトで1322mまで登り、9時半スタート。飛騨を出発した時は薄曇りでしたが、シール歩行を始めるころから 次第に空は澄みわたり、気温は上昇。あまりの暑さに、人待峠の小休止で早々とミドルを脱ぎアンダーだけになるメンバーも。 夏のような陽射しにあぶられてアップダウンを進みました。
 気温はおそらく10度以上はあったのではないかと思います。全員大汗をかきながらの歩行でした。  12時、予定時間通りに山頂(1638m)へ。快晴で眺望は最高でした。飛騨方面を望むと流葉スキー場が見えたようです(私にはちょっと分かりませんでした)。 スノーテーブルを作り昼食。栃谷方面からの登山客もみえて、賑やかなでした。
 13時、滑降開始(栃谷コースへ滑降)。人形山を左手に眺めながら、雪庇を避けつつ尾根を滑りました。 1回シールを貼るような登りがありましたが(住田さんはそのまま登っておられました)、緩やかな斜面が続き、 初心者の私でも楽しく滑ることができました。
 気温が高いせいで雪質は悪く、次第に木々の密度が濃くなり皆さん悪戦苦闘。1000mあたりでは完全なクサレ雪で転倒者もちらほら。 私もターンのたびに板が沈み何度もひっくり返りました。
 15時、スキー場に到着。往き道を戻った方が、最後はゲレンデで滑れたぶん快適だったかもしれないと皆さん苦笑しておられました。 天気は最高、雪質は最悪、というのが一致した感想でした。
コースタイム
リフト最上部(1322m)9:25→1270mコル(人待峠)10:05、10:10→1406mピーク(お疲れ山)10:30→1480m付近11:05、11:20→ 山頂(1638m)12:00、12:55→1346mピーク13:40、13:50→1021mピーク直下14:20→スキー場746m 15:00

感想
 滑降技術が未熟なため不安混じりの山行でしたが、理事長からフリートレックをお借りして行ったところ、幸い派手な 転倒もなく無事麓まで滑りきることができました。思い通りに板を操って斜面を滑り降りるというのは実に感動的です。
この感覚を忘れないうちにアルペンでの練習を積んでいこうと思いました。

HAC 蜘手(記)

?? 出発準備


??



?? 山頂


??


?? テレ滑降
ずいぶん上手くなったもんだ。I嬢

??
雪質の良い日に再訪したいですね。

?? GPS軌跡





Top Pageへ