飛騨市神岡町 唐尾峠〜和佐府ゼッコ(1731m)




1.期間:2005/3/20
2.山域:
3.メンバー:HBCSC中切、山男、HAC(木下会長・横田・宮地・諏訪)、HAC客人(柚原・田堀・田堀)
4.天気:晴れ
5.装備:SALOMON verse5(150cm)+ノルディカTR12
6.行動記録
以下の記述は『飛騨の峠』というHPから引用させていただきました。
飛騨の峠

<唐尾峠の位置>  唐尾峠は、吉城郡神岡町和佐府と富山県上新川郡大山町有峰の県境に位置し、富山県へ到る鎌倉街道の峠の一つである。
唐尾峠の旧道は、通称山之村と呼ばれる地域の一地区である和佐府から寺地山方面に向って小さな谷をいくつか越えながら、 狭いところでは50p程の幅の山道を歩くと、県境となっている峠の頂上に着く。
そこから峠路は有峰ダムへと方向を変える。旧道は、今はほとんど利用されなく、廃れるばかりである。 まして、唐尾峠から有峰へのスーパー林道の開通とあいまって、旧道は忘れ去られようとしている。

<唐尾峠>  神岡町和佐府地区から唐尾峠に到る有峰街道(鎌倉街道)は、北陸から信州を経て関東に通じる最も近い通路 として多くの旅人が往来したことだろう。
また、当時は軍事上重要な道路でもあったと思われ、甲斐の武田信玄や当地高原郷の江馬輝盛等はこの街道を利用している。 和佐府地区から少し戻った所に下之本地区がある。
この下之本地区の神明神社に鎌倉杉と呼ばれる大木があることは、街道と村の人々の生活が密着していたことを 物語るものであり、また、山之村口留番所跡も鎌倉街道の名残であろう。

さて、2004年に唐尾峠と和佐府ゼッコは、別々の日に登ったことがある。その際、1690mピークを経てゼッコ1731mまでの 穏やかな雪の尾根道を歩いてみたいと思った。
唐尾峠からは、2時間程度の緩いアップダウンの尾根筋です。今回は、HBCSCの中切さんとHSCメンバーとの山行となりました 。

HAC木下会長 所見
木のまばらな、広い尾根を登って主稜線に出ると、眼下に氷結した 有峰湖、むこうに剣岳、立山、近くに薬師岳、北の俣、黒部五郎 と、大パノラマを楽しむには絶好の場所で、名の由来もそこからとか?。
ブナ林もあり、逍遥派むきの、ロマンあふれる、いいコースでした。 帰路、越冬中の加藤さんに会いに。馬ともに元気で、厳しい時期を 乗り切ってほっとした様子でした。
山之村はいいとこですが、今大き く変わろうとしており、昔のよさがだんだん失われ、残念なことです。

コースタイム:和佐府集落駐車P(1000m)8:00→1542m10:00,10:10→和佐府ゼッコ1731m12:00,13:00→1200m13:35 →和佐府集落駐車P14:00



地図




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(1) 穂高よさらば 又来る日まで
奥穂に映ゆる あかね雲
返り見すれば 遠ざかる
まぶたに残る ジャンダルム
(2) 滝谷さらば 又来る日まで
北穂へ続く 雪の道
返り見すれば 遠ざかる
まぶたに残る 槍ヶ岳
(3) 涸沢さらば 又来る日まで
横尾へ続く 雪の道
返り見すれば 遠ざかる
まぶたに残る 屏風岩
(4) 岳沢さらば 又来る日まで
前穂を後に 河童橋
返り見すれば 遠ざかる
まぶたに残る 畳岩
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