北ノ俣岳(2661m)飛越新道 岐阜県

日 時:2001/5/4〜5
メンバー:名古屋山の会 杉山、細畑

5/4 飛越トンネル8:15−休憩(1680m)9:15,9:30−休憩(1790m) 10:20,10:35−休憩(1920m)11:30,11:40−寺地山通過12:15− 大休憩(1960m)12:25,13:40−避難小屋(2040m)14:25
5/5 避難小屋6:40−休憩(2395m)7:40,7:50−稜線8:30,8:40− 北ノ俣岳8:45,9:10−稜線分岐9:20−避難小屋(大休憩)9:40,11:10− 寺地山11:50,12:00−休憩(1680m)12:45,13:00−休憩(1645m)13:40,13:50 −飛越トンネル14:20

?? 最初の休憩
小谷村からおこし頂いた翁をピックアップ後、神岡町山之村地区の飛越新道を目指す。
トンネルから登山開始である。夏道はトンネルの左手を上るが、トンネル右手の尾根に トレースがあり、雪もあり歩きやすそうなのでそちらから登ることにした。 とりあえず、ツボ足で傾斜が緩む所まで登り、シールを貼る。

?? 休憩
1ピッチ目の休憩です。この間、山スキー初心者の山男に、翁からの適切なアドバイスが あった。

?? 避難小屋到着
途中、翁がサングラスを紛失され、1ピッチ後戻りされた。すぐそこで落としたはず?と申され 探しに行かれたが、なかなか戻られない。後で聞いたら、1P前の休憩点まで探しにいかれたそうだ。 落としたサングラスは、紛失に気がついた最終地点からわずか5分の地点で無事発見できました。
小屋内部は、快適です。多分混雑するだろうとの予測でテントを持参しましたが、 今夜の宿泊は、我々二人と春日井からきた、ツボ足のおじさん二人だけでした。 食事も早めに済ませ、19:00に就寝。

?? 出発
さて、北ノ俣の大斜面をこれから登ります。春日井からのおじさん二人は、下山するとの事。 翁が、「おめ〜ら、そりゃないだろう。ここまで来て、ピークを踏まないなんて!2時間で山頂だで!」 ピッケルは無いものの、アイゼンはもって来てたので、無理やり、山頂行きを奨めたところ、やっと行く気になったみたいです。

?? 2400m付近
快調なシール登行で、1P。避難小屋が左下方に見えます。谷と違い、落石の心配なし。なだれの心配もほとんどない 広大な斜面です。ただし、こんな地形ゆえ、ガスった時はやばそうです。 避難小屋に気づかず、右側に下降する可能性があります。

?? 元気な翁
  

?? デジカメ撮影中の翁


?? 稜線到着
予定通りのタイムで稜線につきました。バックは薬師岳です。GW中は太郎平小屋が営業しており 稜線は夏山並みの混雑でした。

?? 記念撮影!


?? 黒部五郎岳
翁が「五郎の斜面も最高やな!滑りて〜!」と申される。時間的には充分往復可能であるが 計画外の行動のため、今回はパス。しかし、後々考えると行くべきであった。と、思う。

?? 北ノ俣岳山頂
快晴無風の山頂でした。太郎平小屋からきた、おばちゃんとしばし歓談。 そのおばちゃんは、下界から4万円でヘリコプター入山したそうだ。4万円?! 山屋は歩けよ!と思いつつもなんとなく羨ましい気がした。

?? 寺地山から見た北ノ俣直下の大斜面
そう、あの広大な斜面を昨日滑降したのだ。